皆さんこんにちは。somuniaです。
level up projectで過去作品が再生産されるのに合わせ、「波よせて」「twinkle night」等で共演したワニのヤカさんと過去リリースされたsomunia楽曲についてテキストで対談しました。
前編と後編に分けてお届けしたいと思います。
YACA IN DA HOUSE
(ワニのヤカ、C. Yaca)
https://linktr.ee/yacaindahouse
サンプリングを用いて、HIPHOPトラック、エレクトロニカ等電子音楽を制作するvtuber文脈に少しだけ存在するワニ。nyankobrq & yacaというユニットを組みWorld Wide Words 2019に出演。
(ワニのヤカ、C. Yaca)
https://linktr.ee/yacaindahouse
サンプリングを用いて、HIPHOPトラック、エレクトロニカ等電子音楽を制作するvtuber文脈に少しだけ存在するワニ。nyankobrq & yacaというユニットを組みWorld Wide Words 2019に出演。
somunia
それでは、ヤカさんよろしくお願いいたします。
ワニのヤカ
こんにちは、YACA IN DA HOUSEのヤカです。somuniaの自称兄です。今回はlevel up projectにて購入できる「summer leap」限定CD版と、過去販売された「Room No.001」と「Connected World」のCDの限定再生産を記念して、過去楽曲たちの魅力を伝えに来ました!
somunia
ワニの兄がいる覚えはありませんが、本日はよろしくお願いいたします。売り切れていた過去のCDを再販売してほしい、というお声をよくいただいていたので、再生産が決まってとても嬉しいです。ヤカさんはCD買う派ですか?
ワニのヤカ
最近はもっぱらデータとVinylですが、CDも買いますよ!グッズとして買うかなあ。やっぱり欲しくなる。
somunia
なるほど。ヤカさんのお部屋にはレコードやCDがたくさんありそうですね。それでは、一曲ずつお話していきましょうか。
1st EP 「Room No.001」
ワニのヤカ
1st EPとしてはなかなかなボリュームですよね。単体の曲を一枚にまとめたという感じですか?それともこのEP用に曲を制作してもらったんですか?
somunia
CDを作るなら5曲入りくらいのものを作りたくて、それに合わせてトラックメイカーさんにお声がけをして、制作をしていったと思います。
ワニのヤカ
なんだかEP全体にまとまりを感じていて、サウンドがふわっとした電子音楽って感じで統一感がある。これはそむさまの指示ですか?
somunia
“エモ×可愛い×インターネット” という方向性は頭の中にあって、それをトラックメイカーさん達がうまく汲み取ってくれました。
Rainy magic
somunia
まずは一曲目。gaburyuさん作曲です。かっこいいですよね。
ワニのヤカ
ド頭でこの曲を聞いたとき「あぁ、ちゃんとしてる」って思ったっすね。その、CD的にというかアーティスト的というか。こういうタイプのEPはリードトラックの集まりみたいな構成になりがちだと思うのですが。”Rainy magic”はEPの導入になる、まさに一曲目らしいトラックで、「まじ?コレやる!?」って思った。めちゃすき。
somunia
セリフがあったり、歌う箇所が少なかったり、自分の楽曲の中ではレアな曲です。gaburyuさんのことは、soundcloudでお見かけしてすぐ声をかけました。絶対に一緒に曲を作りたいって思って。
ワニのヤカ
ライブのド頭で流してもらえるとクッソテンションが上がってオーディエンスが一瞬で湧き上がると思います。出だしでぶっ倒れる人続出すると思う。
Internet girl feat.somunia
somunia
この曲は、作詞も作曲もgaogaoさんです。トラックメイカーさんに作詞してもらうと、普段自分が使わない表現が多くて楽しいです。
ワニのヤカ
まさにそむさまなタイトルですね。”I’m internet girl”gaogaoさんはキラキラなシンセやFXを散りばめたサウンドのイメージですが、コレは特に”おもちゃ箱”って感じ。それとは裏腹に単語選びが後半にいくにつれ尖っていく…ギャップのある曲すね。
somunia
gaogaoさんの作る楽曲には、可愛さの中にチクっと刺さる切なさが包まれている感じがします。gaogaoさんの世界観が存分に発揮された一曲です。
ワニのヤカ
そむさまは、言葉の重さや悲しさをそう感じさせないバランスをボーカルで表現するのがうまいですよね。
Midnight swimming
somunia
この曲もgaogaoさん作曲で、作詞はワタシです。最近知ってくださった方は、piano ver.のイメージの方が強い方も多いかもしれません。ヤカさんはこの歌詞、どんな印象受けましたか?
ワニのヤカ
具体的な情景描写がないのに、言いたいことはすごく伝わってくる。けどやっぱり掴みきれない。この曲、ボクは何度も聞いてるのにわかんないすよ。そこあるのにない幽霊みたいな。
somunia
なるほど、きっと正解です。
ワニのヤカ
えー… somunia楽曲は歌詞が切なかったりダウナーな曲が多いのですが、みんなどことなく希望を持って上を向いていて。その表現が楽曲を100パーセント”切ない”に極振りさせない上品さが常にあるんです。この曲はそれがはっきりわかる。
各駅停車
somunia
先にワタシが作詞して、そのあとにCapchiiさんに作曲をお願いしました。電車の夢をよく見ていたので、そこから着想を得て書きました。
ワニのヤカ
頭のピアノにターターッタ、タータタッタッタでテンション上がる。2拍目と4拍目に継続して鳴るパーカッションが”各駅”って感じ。「線路の上を迷いながら」って矛盾した表現が好き。戻りたくても電車は次の駅まで止まらないし、迷ってても勝手に進んでく。時間かな。
somunia
ワニは電車乗りますか?
ワニのヤカ
うん。いつも乗り換えミスる。
melt memory
somunia
最後にこちらの曲。作曲はgaogaoさん、作詞はワタシです。記憶が曖昧なのですが、この曲が初めての作詞かもしれません。多分。
ワニのヤカ
ボク的には”Internet girl”とセットになってる気がしますね。gaogaoさんのおもちゃ箱サウンドがサビですっとスッキリ、シンプルな構成になるのが好きです。聴かせるサビ。
somunia
出来上がった曲を聞いたら、自分でもなんだか切ない気持ちになって、その切ない雰囲気を生かしたいなと思い、EPの一番最後にもってきました。
ワニのヤカ
そむさまの感覚がかなり面白くて、このトラックに”悲しい”って印象がない。ポップな歌い方で暴力的だったり、批判的な内容を歌うことはよくあるけど、こういうトラックにこそ悲しい表現を盛り込む歌詞作りってなかなかないですよね。少なくともボクはない。から面白い。
今回はここまでです。
後編は「Connected World」と「summer leap」について。まだまだヤカさんがたっぷり語ってくれます。近日中に公開しますので、お楽しみに。
somunia
本日紹介した限定再生産CDの購入はこちらから
LVUP 詳細ページ
http://fict.app/somunia-lvup
LVUP 購入ページ
http://somunia.stores.jp